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IPO数から見えること

今日の日経新聞に次のような記事がありました。

www.nikkei.com

日本には東京・名古屋・福岡・札幌という4つの現物株式取引所があり、上場企業は約3650社あります。上場企業の97%が東証に上場しており、うち約2000社が東証1部にいます。日本の取引所とは、ほぼ東証のことなのです。

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2015年に東証へ純粋IPO(テクニカル上場、他取引所からの上場を除く)した企業は90社ありました。うち、2/3の60社がマザーズへ上場しています。マザーズに上場した企業が成長し、東証1部や2部へ指定替えされるというのが一般的な流れです。

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日本の資本市場の活性度を測るには、マザーズへのIPO社数と、マザーズから本市場(1,2部)への指定替え社数を見ると良さそうです。

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多くの人が投資意欲を失っているときは資金を集めにくいので、IPOを控えます。多くの人が投資したくないと思っているということは、株式市場も割安に放置されている可能性が高く、投資するチャンスです。

TOPIXの値動きとIPO・指定替え社数を比べると、IPO社数が底を打つタイミングは投資の適期だと言えそうです。現在はというと、2015年に市場も、IPOも指定替えもピークをつけたようです。歴史が繰り返すのであれば、8年サイクルで動いています。2017年が投資チャンスとなるでしょうか?

売買ルール(3)

これまで、2つの売買ルールを紹介してきました。これで、XXという企業を、株価XX円以下で、総額XX万円買うということが決まりました。

売買ルール(1):どの価格で買うかのルール

売買ルール(2):どれだけの金額を買うかのルール

次に、私の発注ルールを紹介します。私の経験から作ったルールなので、有名投資家の真似ではありません。まだまだ発展途上です。

・仮に本質価値が2000円と算出している企業の株価が1000円以下になったとします。100%以上のアップサイドがあるのでルール(1)はクリアしてます。ルール(2)から総額100万投資することに決まりました。また、1円刻みで100株単位で購入できると仮定します。

・1000円から10%下の900円までの間で購入すること。次のような購入スケジュールになります。

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・10日以上かけて購入する。経験上、下げトレンドが数日で終わることは少なく、購入開始価格を超えて下落することが多いです。私の悪い癖は、購入チャンスが長続きしないのではないかと心配が始まり、結果として買い急ぐことです。そこで、あえて10日以上かけて購入することにしています。結果として想定した金額を買えないこともありますが、買い急がない保険だと思ってます。今回では、100株づつ10回買うことになるので、1日に発注するのは100株分のみです。最初の日は、1000円で100株を買うと発注します。

・前日の終値より安く購入する。1000円以下で買いだと思っていた株価が昨日990円で取引終了したとします。株価を買いあがって追いかけないよう、指値発注は990円で100株とします。

指値発注は前日までに行うこと。当日になると、前日のニューヨーク市場、為替、日経平均先物の価格などが気になります。そこで、雑音なく投資判断ができると考える前日までに発注すること。これは、Guy Spireさんの真似です。動いている市場を見るほど無駄、かつ精神的にかき乱されることはありません。

 以上のような発注ルールを自分に課しています。既存のルールにのっとって市場と対峙することで、自分の精神安定を保てると感じています。ご参考までに。

売買ルール(3)

これまで、2つの売買ルールを紹介してきました。これで、XXという企業を、株価XX円以下で、総額XX万円買うということが決まりました。

売買ルール(1):どの価格で買うかのルール

売買ルール(2):どれだけの金額を買うかのルール

次に、私の発注ルールを紹介します。私の経験から作ったルールなので、有名投資家の真似ではありません。まだまだ発展途上です。

・仮に本質価値が2000円と算出している企業の株価が1000円以下になったとします。100%以上のアップサイドがあるのでルール(1)はクリアしてます。ルール(2)から総額100万投資することに決まりました。また、1円刻みで100株単位で購入できると仮定します。

・1000円から10%下の900円までの間で購入すること。次のような購入スケジュールになります。

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・10日以上かけて購入する。経験上、下げトレンドが数日で終わることは少なく、購入開始価格を超えて下落することが多いです。私の悪い癖は、購入チャンスが長続きしないのではないかと心配が始まり、結果として買い急ぐことです。そこで、あえて10日以上かけて購入することにしています。結果として想定した金額を買えないこともありますが、買い急がない保険だと思ってます。今回では、100株づつ10回買うことになるので、1日に発注するのは100株分のみです。最初の日は、1000円で100株を買うと発注します。

・前日の終値より安く購入する。1000円以下で買いだと思っていた株価が昨日990円で取引終了したとします。株価を買いあがって追いかけないよう、指値発注は990円で100株とします。

指値発注は前日までに行うこと。当日になると、前日のニューヨーク市場、為替、日経平均先物の価格などが気になります。そこで、雑音なく投資判断ができると考える前日までに発注することにします。

以上のような発注ルールを自分に課しています。既存のルールにのっとって市場と対峙することで、自分の精神安定を保てると感じています。ご参考までに。

売買ルール(2)

売買ルールの大切さ(1)では、「100%以上のアップサイドがある場合のみ投資する」というルールを紹介しました。

今回はポジショニングの考え方を紹介します。基本的には尊敬するバリュー投資家であるMohnish Pabrai氏の真似です。Pabrai氏はリーマンショック前まで、1ポジションにつき運用総額の10%を投資していました(最大10ポジション)。しかし、この割り当て方法では大きな株式市場の下落を受けた場合、投資チャンスなのに資金がない可能性があります。その経験を踏まえて、Pabrai氏は以下のように、アップサイドに応じてポジションサイズを調整しています。

運用額の75% 最低2倍になる可能性がある投資
運用額の10% 最低3倍になる可能性がある投資
運用額の5% 最低4倍になる可能性がある投資
運用額の5% 最低5倍になる可能性がある投資
運用額の5% 5倍以上になる可能性がある投資

以上に加え、私は最低でも9ポジションに分散することにしています。2倍になりそうな投資先があった場合は、75% x 1/9 = 運用総額の8.3%を投資するということです。以下、総額1000万の場合のサイズ表を添付しました。このルールでは、1銘柄に投資できる最大は運用額の17.4%です。

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比較までに、バフェット氏はコカコーラに運用額の30%を投資したことがあるそうです。そこまでの集中投資が自分に可能なのかは分かりませんが、是非そのようなチャンスを見つけたいです。

Pabrai氏、ありがとうございます!

 

売買ルール(1)

投資のカギは自制心にある思う。決算書の読み方や企業の本質価値の計算方法は参考資料もたくさんあるし、勉強できると思う。しかし、仮に本質価値を正しく計算できても儲けられるとは限らない。

買いたい会社が決まったとしても、(1) どの価格で買うのか、(2) 何株買うのか (3) どのような頻度で買うのか、(4) どの価格で売るのか、を決めなくてはならない。

私はこれまでに何度も、ポジションを取ってみたものの、株価が短期的に下落すると自分の購入価格に自信が持てなくなり、小さなロスで売却。その後に株価が上昇するのを「あーーー」と見守るミスを繰り返してきました。

そんなことを2年も続けて、最近になってようやく売買ルールを決めておく大切さに気が付けました。成功者を真似すればいいんだ、ということで、Mohnish Pabraiさんを真似しています。内容は、ほぼこの本の真似です。

 一番のポイントは、株価が本質価値の50%以下になるまで購入しないということです。つまり、全ての投資に100%以上のアップサイドを見込んでいます。そんな案件は滅多にないわけですが、あえて高いハードルを設けることで、好球必打が可能になります。

以前勤務していた投資顧問で抜群の成績を残すファンドマネージャーに、「あなたのやり方のどこが違うのか?」と聞いたことがあります。彼はイギリス人らしくこんな例え話をしてくれました、「ほとんどの人は、細かい目の網で小さな魚を取ろうとする。俺は、粗い目の網で、大きな魚を取ろうとしている。」

貴重な教えを伝えてくださる先達のみなさま、ありがとうございます!

投資ファンド設立のまとめ

投資ファンド設立のまとめを表にしました。日本、香港、シンガポール、アメリカが含まれています。

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結論から言うと、一般個人から資金を預かることは難しいようです。2016改正前の日本の適格機関投資家の特例業務を除くと、どこ国も個人投資家に対して年収や資産要件があります。

年間費用負担は日本が軽そうです。香港やシンガポールは年間1500万円、アメリカでは運用額 x 50bp (運用額10億で500万円)。日本では200万円ほどで収まるのではないでしょうか?1億円ほどでの運用を考えていたので、200万でリターンの2%も費用になるのは厳しいと思っていましたが、海外の事例を聞くとそれでも安かったようです。

なお、香港やシンガポールは年収要件をクリアすればビザが発給されますが、アメリカでビザを取るのは大変そうです。

お話しさせて頂いた、弁護士、プラットフォーム会社、ヘッジファンドの方々、ありがとうございました!

俺のイタリアンに感動!

初めて「俺のイタリアン」に食べにいきました。マルゲリータ580円、美味しいワイン680円など、全てに素晴らしいコストパフォーマンスでした。値段からはとても想像できないボリュームに、「おお!」と何度も声を上げてしまいました。顧客に感動を与える企業です。周りの客を見ていると、2人連れが多く、平均滞在時間は1時間。平日夜にも関わらず、まるで食堂のように2.5回転はしていたと思います。キビキビとした接客も素晴らしく、ウェイターの方に御礼を言ってしまうほど。あまりに感動したので会社のことを調べ、創業者の坂本孝さんの著書を拝読しました。3冊読みましたが、この本が良かったです。

俺のレストランの事業戦略は、高い食材原価率 x 腕のよい料理人 x 企業理念の浸透 = 高い顧客満足度 = 高回転率 = 高収益率 という図式です。本には俺のフレンチEBISU店の試算が 出ていますので、少しアレンジしてみました。(EBISU店は行列の苦情により閉店)

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3段ある表は、上がフード原価率55%、ドリンク原価率35%。中がフード原価率45%、ドリンク原価率30%。下がフード原価率35%、ドリンク原価率25%。黄色くハイライトしたところを比較対象として、回転数3.0、2.5、2.0で比較しています。

ここで鍵となるのが、「原価率55%で3.0回転させるのと、原価率35%で2.0回転させるのはどちらが簡単か?」という質問だと思います。原価率35%は一般的な飲食店と同じであり、差別化は難しそうです。となると、常識には反していますが、坂本社長がいうように、原価率を高めた方が他者が追随できないだけに競争優位性を高めやすく、結果として回転率も高く、収益も高くなるということです。さらには、原価率が高まることで料理人のモチベーションも高まりそうですね。

本当に、目から鱗の事業戦略です。しばらく、「俺の」シリーズ通いが続きそうです。坂本社長、俺の株式会社のみなさま、ありがとうございます!